こんにちは、aoyです。
まだまだ寒いですが、今の時期は受験シーズンですね。
また国家資格の試験シーズンでもあったりします。
国家資格は資格の中でも難易度が高く、この1回を
落としてしまえばまた来年まで試験を受けるために
勉強を頑張らなければいけませんね。
試験を受けるためには、一か所にすごく人数が集まるし
室内も殺伐とした雰囲気になっているのですんごく苦手
でしたね(^_^;)
だからデスノートの夜神月ではないですが
試験時間ぎりぎりで行きたかった(笑)(分かって頂ける人はいるかと^^;)
しかし今、思うと情報収集能力が相当甘かったなと思いますね。
国家資格を取得すれば今まで抱いていた悩みが改善できる
唯一の方法だと思っていましたからね。
国家資格がもたらすもの
僕は国家試験を受けるために夜間部の専門学校に通っていたので4年間
勉強に明け暮れていました。
昼は病院で働き、夜は学校という精神、体力を常にフル活用して
生活してきました。
僕だけではなく、周りの学生も同じような生活を送っていて
学校まで片道2時間かけて通学している人もいました。
3年生になると、病院や施設へ実習に行かなければいけないので
朝から晩までリハビリだけの1日になり、遅いところでは午前0時を
過ぎる所もありました。
帰ったら実習で出される課題とレポートに追われ、寝る時間はたったの
2~3時間ということもザラではありません。
実習地の環境や指導者との人間関係から精神的に追い詰められてしまい
ここまえ来て学校をやめるという人も珍しくありません。
僕はこの資格を取らなければ今後の生活が良い想像ができなかったので何とか実習も
乗り切ることができました。
あんなに苦労して人生の大切な20代の約半分を取得するための時間に使ったのに
なんと悩みはますます膨れ上がりました!
また、取得した人の3分の1は
この職業から離れ、3分の2は馬車馬のように働かされている
ということでした。
国家資格を取ることであなたは制限されていないか?
この資格を取得したにも関わらず、辞めることができた3分の1の人は勇気があるなと
関心しました。
なぜかと言うと、資格=自分の強み
これで戦うことから離れることができたからです。
自分の大切な時間を掛けて、いろんなものを犠牲にして取得した資格(強み)は
どうしてもこだわりが強くなり、固執する人が圧倒的に多いからです。
当たり前ですよね。時間もお金も使っているわけだから
こだわらないという人は暇人かお金に余裕がある人くらいでしょう。
じゃあ、この3分の1の人たちはどうしているのか?
気になりますよね?
今は学校に入る前の職業に逆戻りしています。
この3分の1の人たちは、社会人経験者であり、手に職をということで
この資格を取った人が多く、国家試験に受かって就職したけど思いのほか
生活が苦しかったため、前の職業に戻ってしまったわけです。
国家資格は自分を社会で位置づけでき、証明できる強みにはなるけど
いろんな迷いや悩み出てきた時、考えを妨げ、制限してしまう足かせになってしまいます。
国家資格と言っても、自分を保証する万能なものではありません。
特別視しすぎないように注意しましょう。