僕は必ず残業をしなければならない職場に以前いたことが
あります。
残業はサービスでするのが当たり前になっていて
時間通り帰るものなら
「もう終わったんだー、優秀だねー」
こんな嫌味を言われるような環境でした。
僕自身も残業することが当たり前になっていて
仕事が終わっていても、しているフリで残業し
なるべく先輩より遅く退出してました。
転職という天国に見える地獄
周りの目を気にして、時間が経つのをひたすら待つ・・・
これほど無駄な時間の使い方ってないですよね。
自分ながらに分かっていても周囲の圧力におされて
動けないことに腹立たしさを感じました。
精神的にもきつくなり転職を考えて就活し、
今度は残業代がつく職場に変更。
その職場は以前いたところに比べ雰囲気が明かるく
やりがいをもって職員が働いていて
「あー、これからは先輩とかからの圧力もなく
もし残業したとしてもサービスにはならないんだ(^^)」
と思い仕事に没頭。
月末業務は忙しくて残業するものの、
その他はほぼ残業することなく
定時は過ぎるけど15~30分後ぐらいには職場を出ることが出来る。
嬉しかったですねー!時間が束縛されないというのは
幸せなもんだとこの時感じました。
しかし・・・幸せは続かなかった。
給料明細をみると「あれ?」
気になる項目が目に入ってくる。
「相殺残業時間?・・・何?これ。なぜか残業した時間の半分も減らされとる・・・」
気になり職場で働いている人に聞いてみても
分からないという言葉しか返ってこなくて
このことを説明出来る人がいませんでした。
実は職場の人たちもここの給料の計算方式が分からないらしく
上司に質問したもののその説明も分からなかったとか。
搾取されまくる雇われの現実
実際に僕も上司に質問しましたが理解不能。
結局、解決されないまま働くことになって
給料明細を見るたびに月末に残業して頑張った時間は
半分がないものになっていた。
サービス残業、残業代の搾取、
この2つによって時間と給料が減らされるという
ダブルパンチを喰らう羽目になり搾取され続けてしまった。
そもそもなぜこんなことになってしまうのか?
日本には残業して頑張ることは美徳だという考えがあり
社会自体がそれを良しとする傾向が今も強い。
つまり、頭よりも体を動かして働くことが日本で言う
働くであり美徳なのだ。
こうなると経営者は勉強せず、ただ一生懸命働くことで
収益をあげようとして、その何も考えていない経営者によって
サービス残業が許されていると言ってもいい。
一方で信じられないかもしれないが週休3日の美容室もある。
その分、給料が低いかと言うと年収400万はある。
この違いは何かというと勉強しているかしていないかの
違いでしかない。
勉強しないと戦略を考える脳ミソを持つことはできず
間違ったことを繰り返す。
そういう人の部下になってしまったら
搾取されるものもハンパないわけです。
もし、あなたも僕と同じような環境だった場合
経営者に任せて働くのは辞めた方がいい。
それよりも自分で勉強して起業したほうがよほど
人間らしく生きられる。
サラリーマンで自分を守るよりも
起業して自分を守るほうが難易度は低い。
そんな人におすすめなのがこちらの記事だ。